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書き忘れです。
クエリの演算フィールドでDCount関数やDSum関数など、D系関数と呼ばれる関数を使うと、
クエリがものすごく重くなります。
つまり、クエリを開こうとしても、クエリがなかなか開いてくれないということになります。
どのくらいクエリが重くなるかは、パソコンの性能や、各テーブルのレコードの件数次第なので、
何とも言えませんが、
私の認識としては、クエリでD系関数は使ってはいけないと考えています。
>ここで、社員ごとに継続中の案件数を計算するクエリをつくりたいのですが、そのクエリで社員名などを編集できやるようにしておきたく、
解説本などを読むと、クエリでレコードを編集するということが堂々と書いてありますが、
クエリで編集するというのはデータベースの使い方として外れています。
エクセルでは、データの保存、データの計算、データの表示、データの入力・訂正、データの印刷
を全てワークシートでやってしまいますが、
アクセスでは、それら別々のオブジェクトで行います。
データの保存はテーブル、データの計算はクエリ、データの表示とデータの入力・訂正はフォーム、データの印刷はレポートです。
確かに、テーブルやクエリでも、データの表示や入力・訂正はできますが、
それは本来の使い方ではないので、人間にとっての使いやすさを追求することができません。
今回の場合、メイン/サブ形式のフォームを使うことができるかもしれません。
メインフォームには、社員テーブルのデータを表示するようにし、
サブフォームには、集計クエリを表示するようにし、
メインフォームとサブフォームとを社員IDでリンクさせます。
ただ、どこかの掲示板での回答のため、途中までサンプルを作ってみたのですが、
メインフォームをデータシートにした場合は、思い通りにならなかったんですね。
メインフォームを帳票フォームにしたら、どうだろうかとも思うのですが、
こちらの方は未実験です。
とはいえ、クエリから入力した方が人間にとって使いやすいということも考えられるので、
メイン/サブ形式のフォームがベストだとは言い切れませんけどね。
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