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>ただ部品番号フィールドの含まれる「品目マスタ」テーブルの中身をみてみると部品番号フィールドが7桁に満たない場合は頭にゼロが付加されません。数値型ですからしょうがないと思うのですが、例えばレポートで部品番号を印字するときには頭にゼロを付加するなんらかの処置がとれると勝手に思っていますが、
フォームでやったのと同じことを、レポートでも行えばいいです。
つまり、レポートにおいて、「部品番号」フィールドをコントロールソースとする
テキストボックスのFormatプロパティを同様に設定します。
>品目マスタテーブルの部品番号フィールドをの中身を見たときにも頭のゼロを付加することはできませんでしょうか。
方法がないわけではないですが、
テーブルの機能を考えると、そんなことはやらない方がいいと思います。
テーブルは、レコードを保存しておくためのものです。
レコードを表示するためのものではありませんし、レコードを入力するためのものでもありません。
この点がエクセルのワークシートとは決定的に異なります。
アクセスでは、レコードの表示や入力するためのオブジェクトは、フォームです。
なので、レコードを見易くするための仕掛けをテーブルに設定するのは邪道です。
また、データベース運用中にテーブルを開くような使い方は、やってはいけません。
例えば、株式会社の表記法にはいろいろなものがあります。
「株式会社」とか、全角括弧に「株」、半角括弧に「株」、
(株)を1字で表すもの(シフトJISの文字コードで878A)などです。
これらがバラバラに使われていると、集計のときに困るので、
半角括弧に「株」以外のものの入力はできないような仕掛けをフォームに作ったとします。
しかし、テーブルを直接開くと、例えば全角括弧に「株」という入力ができてしまいます。
その結果、正しい集計ができないという事態に陥ってしまいます。
なので、普通にデータベースを使っているときに、テーブルを開くような使い方はしてはいけないのです。
テーブルを開くのは、データベースを改造するときに、
ちゃんとテーブルにレコードが保存されたかどうかをチェックするような場合に限られるはずです。
このように、テーブルはレコードを保存するためのものであって、
レコードを表示するためのものではないので、
テーブルでのレコード表示を見易くしたいという希望は、そもそも持つべきではありません。
私の回答は以上となりますが、それでもなお、テーブルにおいて頭のゼロを付加したいということがあるかもしれませんので、それへのヒントに触れておきます。
結局はフォームの場合と同じです。
つまり、テーブルにおけるフィールドのFormatプロパティを、
フォームと同様に設定してあげるということになります。
VBAでの設定はできないので、デザインビューで設定します。
なお、デザインビューでのプロパティシートには、「Format」と表記されたプロパティはなく、
別の表記になっています。
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