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コメントありがとうございました。
相当複雑な図形になるのであれば解析的に求めるのは困難で、
当初申し上げていたような方法で、近似値を求めることになると思います。
半径500mの円を、その地図で表現するとき、厳密には楕円になるのかもしれませんが
便宜上、円として説明します。
変数を次のように定義します。
A(1 to m) : 駅域圏とは駅のある地点から半径1,000mの円の地域のことを指します。
B(1 to n) : 基幹とは基幹バス停のある地点から半径500mの地域のことを指します。
C(1 to p) : 地域とは地域バス停のある地点から半径500mの地域のことを指します。
まず、C(1)だけに着目して説明します。
C(1)をとり、それを含む最小限の正方形をとります。
その縦、横をそれぞれ(例えば)100等分し、
10000個の点について、以下の個数を求めます。
・C(1)に含まれる点の個数
・C(1)の中心から1500m以内のA、
C(1)の中心から1000m以内のB、を選び出し(これが重なるバッファ)、
C(1)には含まれるが、上記のA,Bたちには含まれない点の個数
上記の割り算をすれば、C(1)についての 抽出面積/全面積 が近似的に求まります。
次のC(2)も同様ですが、
すでに調べているC(1)に含まれる点があれば(中心間の距離で判定可能)、
C(2)には含まれるがC(1)に含まれる点は除外した上で、分母、分子を計算します。
このような作業を繰り返せば、各C(i)についての分母、分子の個数が確定します。
あとはこれを総合して、地域バスの路線単位での計数値を求めればよいと思います。
求められる精度がどの程度か、計算時間等を考えて、メッシュの細かさを
試行錯誤することになるでしょう。
それでは頑張って下さい。
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