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>トリビアの様な話題があったら、ええんですけどね。「へぇ、へぇ」と言わせてみたい。
>自分も「へぇ、へぇ」と言ってみたいんで、みなさんなんかないですか?。
とぴかるさんがおっしゃるので、いくつかのネタをご提供しましょう。
いずれも「トリビアの泉」に出せないような、マニアックなネタばかりです。
1.UNIX は、ゲームをやるためだけに作られた。
AT&T に勤めるケン・トンプソンは、社内で「スペース・トラベル」というゲームに
興じていたが、あまりにも熱中しすぎたため上司からゲーム禁止令が出た。
仕方なく、AT&T社内に落ちていたコンピュータ(DEC社のPDP7)を拾ってきた
が、落ちているようなマシンなので、OSもなかった。
どうしてもスペーストラベルで遊びたかったケンは、OSから作ってしまった。
ゲームをするという単一の機能(UNI)だけのために作られたComputing System
なので「UNICS」。のちに「UNIX」に改めれた。
2.C言語の前に、Bという言語があった。
ケンは初期のUNIXを機械語で書いたが、やがてプログラミング言語に置き換える
ことを考え付いた。しかし、ケンの要求を満たすプログラミング言語は存在
しなかった。そこでケンは、プログラミング言語そのものから作り始めた。
それがB言語。しかしB言語はあまりにも使いにくかった。
ケンの友人であるデニス・リッチーとブライアン・カーニハンが、B言語を元に
より使いやすい言語を作成した。Bの次だから、C言語と名づけた。
ちなみにB言語の「B」は、ケンの奥さん、バーベラに由来する。「アセンブラ
の次だから」というのは間違い。
3.Windows NT は VMS から生まれた
「次だから」ネタをもうひとつ。
DEC社(後にCompaq社に買収された。Compaq社はさらにHP社に買収された)で
オフコン用のOS「VMS」を作ったデビット・カトラーは、ある事件があって
DECを去った。その後マイクロソフトに転職し、同社で新しいビジネス用のOS
の開発に取り組むことになる。
で、その新しいOSの名前を決めるとき、「VMSの次だからWNTにしてくれ」と
頼んだという。「じゃ、その W は Windows の W だね」ということになり、
その新しいOSは「Windows NT」と名づけられた。
いかがでしょう>ぴかるさん
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